『風俗行ったら人生変わったwww』を見た(※ ややネタバレあり)

映画は正直なところ残念でした

『風俗行ったら人生変わったwww』の映画と原作(元となった2chのスレ)を見ました。

結論から言うと映画はクソでした酷かったです。

映画は、原作をほとんど無視している上に、ところどころ入るコメディが寒くて、具体的な描写が少ないのでストーリーがわかりにくい上、原作にはないエピソードをクソみたいな寸劇にして見せられたりと散々です。

終盤のほうになるともはや、金を貸しただけのヤクザに集団で嫌がらせをするだけの映画になりました。

これが原作だとヤクザ(というかスカウト)は、ヒロイン(かよさん)の元カレとグルになってかよさんを風俗に沈めた挙句金をだまし取っていたので擁護のしようはありませんが、映画にはそういう描写が一切ないのでヤクザが気の毒になってきます。

映画で良い点を挙げるとすれば、佐々木希がかわいいということぐらいですかね。

僕の彼女に言わせてみればこの映画は、「映画の悪い見本をことごとく見せてくれたあげくなおかつ下品な作品」とのことです。

逆に酷すぎて面白かったとも言っていました。

原作はとにかく主人公の親友がかっこいい

原作(遼太郎による書き込み)は、主人公である遼太郎がかっこいいというより、遼太郎の親友である晋作がとにかくかっこよく頭も切れて魅力的です。

遼太郎は結局世間知らずなので、彼は純粋ではありますがヒロインであるかよさんをひとりで助けることはできなかったでしょう。

しかし、遼太郎のかよさんへの情熱がなければこの物語は生まれなかったのも事実です。

電車男と比較すると

本人もスレで電車男とはよく比べられると言っていましたが、僕も比べてしまいました。

しかし、個人的に原作はこちらのほうが綺麗にまとまっている印象を受けました。キャラも各々立っています。

電車男は、基本的に登場人物は電車男とエルメスだけですし、一番楽しかったのはリアルタイムで参加したスレ住民だったのではないかと推測しています。

そのうえ、電車男はエルメスと付き合えたあとも他のスレでぐだぐだと書き込んでいましたが、『風俗行ったら人生変わったwww』の遼太郎は自分に起こった出来事と現在の話を書き込むと、スレ住民との別れを惜しみながらも潔く去っていった点が素晴らしいです。

 ただ、電車男はリアルタイムで話を進めていたのに比べ、『風俗行ったら人生変わった』の人は1年前の出来事を整理して語っていたのでそもそも状況が違うんですけどね。

じつはタイトルで見るのを避けていた

『風俗行ったら人生変わったwww』は、以前から存在は知っていたのですが、タイトルで避けてしまっていました。

『風俗』と『www』がどうも気になってしまったんですよね。

まあ本人(遼太郎)はここまで話題になるとはさらさら思っておらず、軽い気持ちで2chに投稿したようですからそこは仕方がないですね。

でも原作スレを全部読むと、タイトルとは裏腹に書き込み主は真面目で、純愛物だということがわかります。

 

<2017.6.6 追記>

『風俗行ったら人生変わったwww』の漫画を読みました。

上・下の全2巻です。

漫画は原作に忠実で、とてもよかったです。

そうなんですよね、原作がじゅうぶんドラマチックで面白いから変える必要がないんですよね。

しかし、原作を改悪されるのはこの作品に限った話ではないか。