今更ながら電車男(映画)をみた

いまさら電車男をみた

昨日電車男(映画)を今更ながらみました。

そして、元になった2chのスレ(まとめ)もみてきました。

映画はだいたい原作に忠実に作られていました。

ただ、原作にはシリアス展開はありません。映画は恋愛物に限らず中盤以降に高確率でシリアス展開がきますよね。そんで、ラストで盛り返してハッピーエンドってやつですね。僕はシリアス展開自体が嫌いなので、映画に関しては後半はちょっと冷めてしまいました。

それに比べて原作(元になった2chのスレ)は、付き合うまでずっと順調だったうえ、スレ住民の熱気が書き込みから伝わってきてより感動的でした。

当時、なぜここまで電車男が盛り上がったか

ところで、電車男(のスレ)がここまで盛り上がった理由について自分なりに考えてみました。

2004年当時はアニメオタクに対してまだ世間の風当たりが強かったんですよね。

僕の感覚だと、アニメオタクが世間に受け入られはじめたのは『涼宮ハルヒの憂鬱』が放送された後からと感じます。

『涼宮ハルヒの憂鬱』は2006年の4月から7月にかけて放送されたので、電車男のころは2chもアニメもまだアンダーグラウンドな空気が漂っていたころですね。

ちなみに、2ch自体は電車男が映画化されたのをきっかけにして少しメジャーになった気がします。電車男が映画化されたのは2005年の6月だそうです。

さて、そんな日陰にて生活していたアキバ系オタク(電車男)が、電車で女性を酔っ払いから助けたところから、2ch住民の助言を頼りに、育ちの良さそうなお嬢様と付き合うにまで至ったわけです。

しかも電車男は、オタクにはありがちですが、アニメ・ゲーム・エロ同人が好きな何でもありのタイプです。エロ同人に関しては今の時代でも「エロ同人が好きです」とは公言しにくいですよね。

電車男が、スレ住民のアドバイスを素直に実行したのがよかった

電車男はスレ住民の助言を忠実に実行したのが良かったですね。

相談を求める人ってネット・現実に関わらず、自分の話を聞いてもらいたいだけで本当に助言を求めている人は少ないですからね。

そのおかげで住民は、電車男とエルメス(電車男と付き合うことになった女性)のストーリーに自分も参加している気分を味わえたのでしょう。

あと、電車男もエルメスも純粋で初々しい感じなので、スレ住民は素直に好感を持てたのでしょうね。

この頃すでに男女の出会いの場が少なくなっていた

最近さらに悪化しているようですが、この頃すでに男女の出会いの場が少なくなっていたからこそ、電車男に希望を見た人が多かったんでしょう。

ただ今は、ネットを使えばSNSなどで簡単につながってしまえますけどね。

後日談もあるが、見なくてよい

どうやら電車男はエルメスと付き合うことになったあとも──つまり後日談を2chに書き込んだらしいですが、こちらは不評ですね。

僕はわざわざ不快な思いをしたくないので詳しくは見ていませんが、電車男が何を言いたいのかわからずスレ住民が混乱したり、電車男がエルメスとの性描写を(望まれてもいないのに)書き込んだりしたみたいですね。

まあでも電車男は作家ではありませんから、エルメスと付き合うという目的が達成されて、方向性を見失ってしまったんでしょうね。

電車男がエルメスに告白するまでの過程は面白い

電車男がエルメスと付き合うまでの話は、映画も元になったスレも面白いし感動的です。