ひきこもりと断捨離

4・5年以上ひきこもり状態が続き、その状況から抜け出せたらいいのだがどうしたらよいかわからない人は、まず自分の部屋にある使わない物を捨ててみてはどうだろうか。

学生の頃使っていた教科書、昔買ってそのままの漫画雑誌、使っていないゲーム機、フィギュア類、親が買ってきた服など、部屋にいろいろ転がってはいないだろうか。

僕がそういった物を捨てはじめたのはひきこもり度合が軽くなってからですが、最終的に昔の物はほとんどすべて捨てました。

ではなぜそうすると良いか理由を述べます。

不要な物を捨てるだけでも気分がよくなる

まず、不要な物を捨てるだけで気分がいいというのがあります。

しかし、ひきこもり状態にある人の中には、自分でゴミをゴミ置き場まで持っていったことがない人もいるでしょう。

今回捨て方はおいといて(地域によって、分別方法やゴミの種類による回収日が異なるため)、まずは大まかに燃えるゴミと燃やせないゴミに分けてみましょう。

ゴミの分別って基本的にはリサイクルするためなので、スプレーなどの可燃物以外は、燃えるゴミの袋か燃やせないゴミの袋にぼんぼん入れちゃいましょう。

すると、最初は乗り気じゃなくとも、これは燃えるこれは燃えないとやっているうちにちょっと楽しくなってきます。

次に、そうして不要な物を取り除いたあとは部屋がすっきりするので清々しい気持ちになります。

たとえその後も結局パソコンをいじりつづけることになったとしても、すっきりした部屋でいじるパソコンはきっと気持ちがよい。

昔の物を残していると無意識のうちに悪影響を受ける

あと、すこし漠然とした話になりますが、不要な物・昔の物を残していると知らず知らずのうちに影響を受けることになるんです。

たとえば、友達から借りパクしたゲームの攻略本を見て、「そういえばあいつ今なにしてるのかなあ。自分が今ひきこもっているということを知ったらどう思うのかな」などと思います。調子が悪いと、「ひきこもっていたら人生ジリ貧だよな……」とどんどんネガティブになっていきます。

なので、自分に借りパクされた友達には申し訳ないが捨てちゃいましょう。

「もったいないからなんとかして売れないか」とは考えないほうがよい

ここでポイントになるのは、「もったいないから売ろう」とはなるべく思わないことです。

売るとなると(特にひきこもりの人は)、余計なことを考える要因になってしまうからです。

具体的に言うと、「ほこりをかぶった漫画はある程度掃除しないといけないかな」とか、「ゲーム機は箱があったほうがいいよな。そういえばどこかに説明書もあった気がするぞ。綺麗にしたほうが買取価格が上がるかな」とかです。

ついには、そうやっていろいろ考えているうちにめんどくさくなってきます。

結局、一番ダメなのは「何もしない」

結局、一番良くないことは何もしないことなんです。

現状維持がジリ貧につながるのは何もひきこもりの人だけではありません。

どんな人間も現状維持をしようとすると少しずつ倦んできます。

だから、「もったいない」よりも「捨てる」を優先させましょう。

そもそも、どんな物であれ捨てても大丈夫なんです。死にはしませんから。

仮に、やはり必要だったと感じてもまた買えばいいんです。

だいたい、捨てるか捨てまいか迷っている時点で実はどっちでもいいんです。

本当に必要な物だったら速攻で「さすがにこれは捨てられんわ」となるでしょう。

ひきこもりは自分で服を買ってみよう

さて、ここからはすこし話が変わりますが、ひきこもりの人は(特に学生時代から継続してひきこもっている人は)親から買い与えられた服をそのまま着ているという人が多いんじゃないでしょうか。

これはいけません。

というのは、他人から与えられた服というのは基本的に自分では納得していないことがほとんどだからです。

すくなくとも僕はそうでした。

親から買い与えられた服の中から自分にとってまだマシなものを選んで着ていました。

じつは心のどこかで「ちょっと嫌だな」と思っているわけです。

僕はファッションに興味はありませんが、街中で浮くのは嫌だしなるべく目立たない服装をしていたいと思っています。そして、僕は首元に布やアクセサリーが触れると肩がこったり苦しくなったりするので基本Vネックの上着になります。

ですが、そういった微妙な感覚を親は理解してくれません。

これは親に限らないと思います。なにせ「微妙」なのですから。

だからこそ、自分で選んで服を買うべきなんです。

今はネットショッピングでどうとでもなりますから、外に出なくても買おうと思えば買えます。

クレジットカードを持っていなければ代引きで買いましょう。

服が届いてサイズが合っていなかったら別のサイズを買いましょう。

そして、自分が試行錯誤して納得した服を着て外を歩いてみましょう。

おそらく、以前より人目が気にならなくなっていると思います。

いまだに僕は、自分が納得できない服を着て出歩くと人目が気になります。

中には「誰もお前のことなんて気にしていないよ」と言う人もいますが、それは嘘です。

正確に言えば、「気にはするけどすぐ忘れる」が正しいです。

特に札幌では人目を気にする人が多いですから、そういった気休めは信じてはいけません。

 

結論として、ひきこもりはまず不要な物・昔の物を捨て、自分で選んだ服を着よう。